2003〜2004年度川崎稲生ロータリークラブ会長テーマを「すべてに気配りを」と致しました。RI会長テーマが「手を貸そう」でありますので、それに呼応するものとして提唱致します。
ロータリアンがロータリーの綱領を広く鼓舞し、「4つのテスト」に照らして発言し行動するとき、「気配り」はその実践として捉えることができます。「手を貸そう」にも、気配りのない者に真の奉仕のあり方とそれを代言するプロジェクトは見えてこないであろうし、気配りのない者同士の間に真の友情は生まれないであろうことは容易に推察されるところです。
1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生してもうすぐ100年となろうとしています。その間、ロータリークラブは先輩達の努力によって発展・育成されてきました。その発展・育成の陰の力となったのは、世界経済の拡大・発展であることについて異論を挟む余地はありません。
日本のみならず、世界がデフレの不況の脅威に恐れおののいている昨今、今こそ憚ることなくロータリークラブ活動の原点に立ち返りクラブ活動を進めなければなりません。ジョナサン・マジィアベRI会長は「個々のクラブこそロータリーの基幹である(ロータリーの友・2003年第51巻第4号)」と言っております。
「川崎稲生ロータリークラブの会員でよかったと思われるクラブ運営を進めたい」という吉澤前会長の意思は大いに意義あるものであり、引き継いでいきたいと思います。
現下の当クラブ運営が抱える問題点は、「会員数の減少」とそれに伴う「クラブ財政の逼迫」であり、ロータリー活動そのものの現状を象徴していること、他のクラブと同様です。「会員数の確保」はクラブ運営の基本であります。もしロータリークラブ活動に角質化したイメージ(例えば金と暇のある者の集合団体)が残っているならば退会者も増え続け、入会者にも疑心暗鬼を抱かせるものとなりましょう。
兎角混同されがちなロータリー活動の目的と手段とを峻別し、会員への意義脆弱な押しつけは出来るだけ避け、会員にとって参加し易い(さりとて秩序と礼節と責任を尊重した)クラブ運営にしたいと思います。
ロータリー活動の目的は、あくまでロータリーの綱領に謳われた個々の奉仕活動であります。従って、例会出席、各種プロジェクト参加、各種寄付の中で、バランスのとれた参加(但し、出欠連絡・根回し等々の気配りを要す)を心掛ければよいのではないかと思います。
例えば、例会出席は出席義務日数ギリギリ、各種プロジェクト参加も欠席しがち、という会員があったとすれば、ロータリー財団寄付、米山記念奨学会寄付、ポリオ撲滅寄付、ニコニコ等の途も残されており、悲観することなど何もないのであります。
今、「気配りの心」をもってすれば、クラブ活動は「分かりやすく楽しいもの」になり、それがクラブの仲間の輪を広げ(会員増強)、クラブ財政の再建へと向かい、その広がりが地域・世界の奉仕再生(RI再生)へのうねりとなるものと信じております。
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